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2007年08月19日

TOEIC TESTパーフェクトテキスト リスニング編

このブログで宣言し本格的に英語学習を始める前に、社会人になってから一度だけ英語の勉強をしていた時期がありました。期間ははっきりとは覚えていませんが、1~2ヶ月くらいでしょうか。週末に図書館に行って勉強していました。

本屋さんで大学時代の教授が書いた本書を見つけ、つい懐かしくて手に取ってしまったのです。付属のCDを聞いて、ひたすらディクテーションをしただけでしたが、今振り返ると、実はひそかに英語力が伸びていたのではないかと思っています。

「まず、1日8時間のディクテーションを2週間続ければ理想的だが、最低でも1日2時間練習する。この練習時間を確保できれば、聞き取りについての基本については習得できる。」

本書にはこう記載されており、それを信じてやり続けた記憶があります。何回聞いても聞き取れないところばかりでしたけどね。1センテンスごとに塊で聞くなんてこともできず、単語レベルで何回も聞きなおしノートに書いていきました。

受験以外で英語の勉強をしたことがなかった私にとって、リスニングは最初の難関でした。当時はリスニングの試験がなかったこともあり、英語をナチュラルスピードで聞く機会がほとんどなかったのです。大学の研究室の教授はインド人でしたが、私はほとんど大学には行かず、ソフトウェア開発のアルバイトに夢中でした。報告会のたびに「No progress」という私に対して、教授はとても悲しい顔をしながら、"Maybe OK.."というだけでした。よく卒業できたものです。

大学の授業は英語で行われていましたが、何を言ってるのかわからず、とりあえず周りの生徒の様子をひたすら窺っていました。みんながノートを取り出せばノートを取り出し、隣の人が開いているページ数を見て自分も開いてみたり。授業開始1分の導入部でついていけなくなるのですから仕方ありません。友達に今何て言ったの?って聞くと、友達はえっ?今のが聞き取れなかったの?って顔をしながら「ボキャブラリーを増やすことが大切だって」と答えてくれたのを覚えています。でも私はボキャブラリーの意味がわからず、「ボキャブラ天国(←タモリが司会やってたダジャレ?の番組ね)のボキャブラリー?」ってとんちんかんなことを聞き返したのは今となっては懐かしい思い出です。

図書館でのディクテーションを続けた結果、劇的に英語が聞き取れるようになるなんてことはありませんでした。スクリプトを見て何回も聞いた後であれば、多少聞き取れるようにはなっているものの、初めて聞く文章はやっぱり聞き取れないままなのです。ある日突然はっきり英語が聞こえるようになるなんて体験はまだ一度もありません。
進歩はいつまで経っても感じられませんでしたが、とにかく1冊やり遂げました。やり遂げた後も自分がレベルアップした実感はないままでしたが、その後初めて受けたTOEICでは600点でした。日本の新卒者のTOEICスコア平均が460点前後であることを考慮すると、それなりに効果はあったんだと思います。

本書は問題量が豊富なので、たくさん練習したい方にはお勧めです。ただ、Amazonレビューによれば、CDに収録されている英語とスクリプトが異なっている箇所がいくつかあるみたいです。

あと、本書にはTOEIC対策として、「会話の何番目に正解が含まれている場合が多い」などの記述がありますが、個人的には不要だと思います。試験のためだけの勉強になってしまうのは避けたいところです。

私にとっては初めてボロボロになるまでやり込んだ思い出深い英語のテキストとなりました。