« 【通信】LAN・光ファイバ・Ethernet | メイン | 【通信】既存の電話回線を利用したデータ通信 »

【通信】電話の種類

技術の進歩により、様々な形態の「電話」が登場することとなりました。昔ながらの家の電話に加え、携帯電話、IP電話なども普及しています。

ユーザーの利便性を向上させるために、各社競い合って様々な種類の電話を世に送り出しているわけですが、一方で「○○電話」といった用語が増えてきています。

以下の図は、「○○電話」を整理したものです。正確な定義から書かれた図ではありませんが、理解の助けにはなるかと思います。


画像はクリックすると拡大します。

【固定電話】
発信場所が固定された電話のことで、携帯電話と区別するために編み出された概念です。

・加入電話
NTT電話、一般加入電話とも呼ばれます。NTTに加入することにより利用できる電話です。昔から家にある電話はこれにあたります。

・直収電話
NTT以外の他者が提供する電話サービス。主にドライカッパ(敷設済だが使われていない電話用の銅線)をNTTから借りて電話サービスを提供します。

【IP電話】
・広義のIP電話 インターネットを利用した電話を指します。

・インターネット電話 主にパソコンとインターネットを利用して音声を相手に届ける電話です。パソコンにヘッドセットをつけて会話します。Skypeはこれにあたります。

・狭義のIP電話 IP電話とは、インターネットで利用されているIPという通信ルールをもとにした技術を使って音声を相手に届ける電話です。一般のインターネットではなくIP電話専用のネットワークを利用するのが一般的です。一般のインターネットを利用した場合、インターネットの回線が込み合うと、音声が届くのが遅れてしまいます。また、インターネットから電話の音声を盗聴・改竄される危険性もあります。そこで、各電話会社は独自のIP電話網を構築しています。(ただし、物理的に回線が分かれている訳ではありません。下記のIP網とインターネットを参照してください。)
利用者は加入電話と同様の電話を利用することができます。IP電話には一般的に050から始まる電話番号が割り当てられますが、一定の水準を満たせば0AB-Jの番号を割り当てることもできます。

携帯電話・PHSの説明は必要ないでしょう。上記の電話のうち、加入電話、IP電話、インターネットが利用しているネットワークについて、以下の図に示します。


画像はクリックすると拡大します。


・公衆交換電話網
加入電話が利用するNTTの電話網です。NTT網、または単に電話網という場合もあります。英語の省略形でPSTN(Public Switched Telephone Networks)という場合もあります。

・IP電話網とインターネット
IP電話とインターネットでは利用するネットワークが異なることは既に説明した通りです。
IP電話網とインターネットは物理的には同じケーブルですが、VLAN(Virtual LAN)という技術を使って仮想的にネットワークを分けているのです。詳細はまたいずれ。


【参考資料】

[1] @IP電話 - しくみから料金比較まで

[2] 第16回 直収電話の競争の話

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mojao.net/mt/mt-tb.cgi/102

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)