【通信】既存の電話回線を利用したデータ通信
【ISDN】(Integrated services Digital Network)
総合サービスデジタル通信。既存の電話回線を利用してデジタル信号で通信する通信方式です。電話、パソコン、FAXなどから同時に利用できます。
ISDNを導入するには、「ターミナルアダプタ(TA)」と「DSU (Digital Service Unit)」が必要です。TAはアナログ信号をデジタル信号に変換する装置です。パソコン、電話、FAXなど、そのままではISDNに接続できない通信機器をISDNに接続するときに使用されます。一方、DSUはISDN回線とデジタル機器を接続するための装置です。以下のように、TAとDSUを連結して端末をISDNに接続します。
端末(パソコン、電話、FAX) -- TA -- DSU -- モジュラージャック
ただし、現在はほとんどのTAにDSUが内蔵されており、別途DSUを用意する必要がなくなっています。
【ADSL】(Asymmetric Digital Subscriber Line)
既存の電話回線を利用して高速なデータ通信を行う通信方式です。ISDNが64kbps~128kbpsに対し、ADSLでは上り512kbps~1Mbps、下り1.5Mbps~8Mbpsと非常に高速です。Asymmetric(非対称)は、上りと下りの通信速度が異なることがことを意味しています。
ADSLでは、従来利用していなかった帯域を利用してアナログでデータを送信しています。
加入電話と帯域が異なるため、ADSLでインターネットに接続したまま電話・FAXを利用することもできます。パソコンから既存の電話回線を利用するためには「ADSLモデム」が必要です。
【VDSL】(Very high-bit-rate Digital Subscriber Line)
ADSLと同様、既存の電話回線を利用して高速なデータ通信を行う通信方式です。VSDLは上り40Mbps、下り100MbpsとADSLよりも高速ですが、非常に高い周波数を利用しているため数百メートル程度の距離しか利用できません。
数百メートル程度しか利用できないため、主に集合住宅の棟内配線に利用されています。
VDSLの高速性を生かすため、集合住宅の共用部で光ファイバに変換されているケースが多いです。
【参考資料】
おしえてブロードバンド
IT用語辞典 e-Words
ADSL & ISDN REPORT
インターネット用語辞典